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昨日、ロストインタイムの弾き語りを聞いてきた。
2月19日(日) 盛岡 大慈清水 お休み処
LOST IN TIME 10th anniversary 「旅行鞄と僕の声と、源の字と、」
フタリロストインタイム
会場がライブハウスではなくて、盛岡の町並みにある、一軒家だった。
普通の家のような感じで、とても雰囲気が良くて、海北さんの歌声をそこで聞けて心地良かった。
会場を見上げた天井。
梁が見えて素敵なとこだった。
そこに座布団を敷いて、座って見た。
道路沿いにある一軒家のようなとこだったから、たまに通りがかる人が「何やってんだろう?」っていう顔で見てくる。火事予防を呼びかける車も通ってた。
近所に遊びに来た感じがして、とても良かった。
そんな場所で見たロストインタイム。
大好きな、ひとりごとを聞けて満足。
曲のタイトルを覚えていないんだけど、
”僕の好きな色は君の好きな色、僕の好きな歌は君の好きな歌”っていう歌詞の曲が良かった。
絵の具のフタだったかな。
好きな人と同じ物を好きになったら嬉しいよね。
北風と太陽も歌ってたなー。
会場で3つの言葉をお題として言ってもらって、それから連想して即興で歌うっていう企画をしてるんだって。
盛岡は「雪、そば、いしがき」
この3つで歌ってた。
眠るようにそばを打つオヤジー♪という歌詞が面白かった。
下北沢に眠るようコーヒーを挽くオヤジがいるんだって。
眠るように挽くって、どんな姿なんだろうね。気になる。
メンバーが好きな曲をカバーする、と言って歌った曲もあった。
明日照らす/643(ロクシタン)
君のいないときに君の石鹸で洗ったっていうような歌詞があった。
好きな人の香りっていいよね。落ち着く。
心を込めて歌う姿と、ぼそぼそと楽しそうに話す海北さんは、いつみても「いい兄さん」に見える。
最後に物販でグッズを売ってたんだけど、緊張しちゃって「良かったです」としか言えなかった。
要約すると、それなんだけど、もっと言葉を多く含めて言いたかったな。
昔は頑張るってのを簡単に言えたけど、今は「顔が晴れる」と書いて「がんばる」と言うようになったこと。
ずっと前に住んでた場所に行ってみたら、道路が変わってて昔自分が住んでたのは幻だったのかと思ったこと。
分かります。
時間は確実に過ぎていて、それが暮らすってことなのかな、と。
まぁやっぱ実際に言うと照れくさいから「良かったです」で言えて良かったな。
一人の弾き語りもいいけれど、源さんのその場で次の曲を知るという息の合い様が素晴らしかった。
源さんがブログで「海北さんはすごい。実際言えないけど」と書いてて、
逆に海北さんは「ブログ読んで文章読むの楽しみ。いいんだよね」って言ってた。
お互いに技術や文章を褒めあっているけど、それは面と向かって言えなくても通じているんじゃないかと思った。
いい関係だね。
ロスト兄さんは、見ていて癒されます。
岩手、盛岡に来たいと言ってくれた二人に、ありがとう。
今夜のお供は弾き語りのCD、海北版です。
いい声。