■
映画を見た。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/04/21
- メディア: DVD
- 購入: 4人 クリック: 65回
- この商品を含むブログ (69件) を見る
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/04/21
- メディア: DVD
- 購入: 4人 クリック: 29回
- この商品を含むブログ (68件) を見る
- 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- 発売日: 2015/02/04
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (5件) を見る
何年かに1回作られて、その間隔と同じように登場人物が年を取っていく。
問題も話題も年齢に応じて変化していく。
けれど、根本は変わらない。
面白かった。
三作品あって、話題が変わっていく。
1.出会い、恋愛
2.再会、恋愛、結婚
3.夫婦、子供
けど、根本的なお互いに好きだってことは変わらない。
二人が出会って惹かれ合い、ケンカして愛を確かめる。
そんなお話。
この映画は続きが気になる終わり方をして、次の話で何年か開いたブランクを話で埋めていく。
けど、それは会話の一部分。
多くは違う、もっと小難しい話。
社会、仕事、女性と話しが広く、話と言うか議論になってる。
聞き洩らさないようにじっくり聞かないと…と思って聞いてるとちんぷんかんぷんになる。
なので議論したい二人が議論相手を見つけたのだ…と思って見た。
1作目で、ずっといると悪い点が見えてきて愛は続かないって言っていた。
それが3作目でその通りになっていた。
パートナーになって時間が増えると、理想や幻想を語るだけじゃなく現実を見ないとね。
すれ違うんだね。
そして別れるって言い出す。
1作目からずっと、ジェシーがセリーヌを好きでいて、ヨリを戻す話し合いもジェシーからしていた。
小説書くだけあって、なんだか小説に入った気分で良かった。
客観的に自分を見て、冷静になれたかな。
1作目のウィーンでの試聴シーンが好き。
二人の視線がとても初々しくてね。
合わせたいけど、合わせるとどうなるか分からなくなりそうで、でも見つめ合いたい。
こういうのいいね。
やたら性の話題がオープンで驚いた。
本の内容でやったとかやってないとか、食事会で笑い合うネタにしたり…。
この作品だけなのか、文化の違いなのか。
聞いてて恥ずかしくなってくるんだよなあ。
すごいね。
それよりも自分に耐性がないだけか。
2作目で出てきた、セリーヌの部屋がとても素敵だった。
大胆な赤い壁と暖炉、たくさんの写真、CD。
物が多くて雑然としてるけど、散らかっていない感じ。
センスよく飾ってある。
本を積み重ねても、絵になっていた。
部屋に行くまでの庭も素敵だった。
自分の部屋を散らかすとそうもいかない。
なぜだ。
3作目の食事会に出ていたぶどうがおいしそうだった。
青いぶどうっておいしそう。
そして夕焼けを二人で見るシーンが好き。
まだ、まだ、あっ沈んだ…、と眺める時間っていいよね。
時間に余裕があるから出来るんだよね。
それも二人でじっと見るってのも至福の時間だよ。
登場人物が少ないから、顔を覚えられない私にとって助かる映画。
さらに名前がカタカナだと誰が誰だかすぐ忘れる。
場所もあまり変わらないし、映画の時間経過も短くて混乱しなくて良い。
次もあるかな。
子供の手が離れ、二人の時間が増えたら次はどこに行くんだろう。
どんな話題になるんだろう。