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先月、山形に行った。
そのときに旧県庁舎、文翔館を見た。
近代建築好きなので、こういう建物大好き。
レンガ3階建て、外は石貼り。
中は天井が高く、ちょっと涼しい。
階段手すり。
手すり子も凝ってる。
階段室が設けられてる、っていうだけでテンションあがる。
一般住宅にはない、特別感がいい。
階段を上がると椅子があった。
ここで休憩するなんて、いい時間。
食堂
縦長のテーブルにたくさんの椅子。
天井も高く、背筋が伸びる。
緊張しちゃって、こういう席では料理の味なんてしないだろうな…。
天井にあるしっくい造形、手が混んでてじっくり見たかった。
けど、遠くてね。
この建物は部屋毎に床板の模様が変わっていた。
木のそのままの色を使って模様にしている。
手の込んだ工事だなあ。
今、こういう模様付きのプリントは見るけど、実際はめ込んで作ってるの珍しいよね。
細かい作業楽しそう。
貴賓室。
ここでコート脱いで食堂で会食かな。
知事室。
ここで本当に知事が仕事してたようで。
今は当時の再現室。
ここでるろ剣のロケがあったと看板があった。
見たけど、ここだったかピンと来ないなあ。
山形で撮っていたんだね。
ここの壁紙がとても良かった。
堅牢な内装に女性らしいかわいい柄の組み合わせ。
似合ってていいよね。
特に、こういった銀色スイッチと相性いい。
家でこれを取り入れると違和感あるけど、ここならバッチリ似合ってる。
床にラーメンどんぶり柄があった。
なんだろ?と思ったら、リノリウムという床材だった。
自然材料を使った床材で、今は日本製がなく、ドイツからの取り寄せとのこと。
ビニールっぽい見た目だけど、それは入っていない。
大正時代に、こんな材料を取り入れたんだ。
最先端材料だったのかな。掃除しやすい材質だしね。
廊下もステキ。
床がリノリウム。
下がり壁がアーチになってて、そこから見える照明がいい。
ここでコーヒー飲みながら読書したい。
照明コレクション。
静かに灯る灯り。
付いてないのもあるけど、どれも形がステキ。
シャンデリアは天井が高いほど似合う。
壁に反射する光もステキ。
家に取り入れたくなるけど、センスが問われるよね。
ドアの鍵。
ザ鍵と言わんばかりの形。
いいね。
ドアノブが丸いのも似合うなぁ。
これが無料で見学できるだなんてありがたい。
次は時間かけて、じっくり見たい。
この後、近くのホールでドラクエコンサートを見た。
すぎやまこういちさんが登壇して、合間に話をしていた。
"
トルネコは見た目からコントラバスを想像し、主旋律はそれで弾いている。主旋律をこの楽器で演奏するのは珍しい。そこに注目して聞いてください。
レベル86になりました。
"
たまにマイクのスイッチを入れ忘れ、声がそのままホールに響いた。
かわいいなあ。
ドラクエをよく知らずに主人に付いていったので、知らない曲もあったけど、なかなか楽しかった。
ドラクエがクラシックに似た曲だから、弦楽器とも馴染むし。
レベル86になっても、こうやって参加してくれてるのも嬉しいね。
コンサートのしおりにGIファンファーレ作曲と書いてあった。
これ、好きなファンファーレだった。
思わぬ発見。嬉しかった。