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親しい人が亡くなってしまって、しばらくネットも読書もする気がなくなった。だたグダグダしてた。暑いし、何かしてあげたくても、もういない。何かしてあげれば良かった。気付かない自分ってバカみたい、と自分への悔しさでいっぱいだった。後の祭りってやつ。

一緒にしたいことは山ほどあった。旅行、ご飯、無駄話や笑い話、世間話。ご飯も一緒に作りたかった。どうしてもっと早くに気付けなかったのか、やっていなかったのか。悔しい。

これは夢じゃないかって思った。上手な嘘で、これは冗談。本当はまだ一緒にいれるんだって思った。ドラマ、映画みたいに、起きたら普通に戻ってるんだって思った。

亡くなったって事を聞いてから葬式に行くまで、信じられなかった。まだ会えるような気がした。けど遺影を見たら真実だったんだって思えてきた。動いていた姿から、いつの間にか白黒の写真になっていた。嘘じゃなかったんだって感じて、悲しくて辛かった。

涙は出なかったけど、代わりに鼻水が出てきて困った。汗を拭くフリをしてせっせと鼻水を拭いていた。きっとバレてないから大丈夫。その日の夜は辛かったなー。受け入れるのが辛くてヘコんでた。今は回復したけどね。

あと、きちんとした黒い服を買っておかないと。冬用しかなくて間に合わせの服だったから、今度はちゃんとしたのを着ないとね。夏用も買っとこ。