久しぶりに映画の話を

ウルトラミラクルラブストーリー

ウルトラミラクルラブストーリー [DVD]

松山ケンイチ主演で、青森弁ということでレンタルして見たよ。

青森に住む青年が近くの幼稚園に来た先生に恋をする物語。一目見ると純な恋愛ものかと思ってた。

ネタバレするので、続く。

見終わった感想は、よく分からない。不思議。これだった。
恋愛はするんだけども、王道は行っていなくて新鮮。
ラストが大逆転すぎて頭の中がごちゃごちゃになった。

脳みそを瓶詰めにしたもので遊んで、終いにはクマが食べちゃうんだもの。幼稚園児が脳みそを見て気持ち悪いーとか言わないで、ハンカチ落としの要領で遊ぶんだもんなー。その途中にクマが来て、ビックリして投げたら食べちゃった。

うーん、もしかしたら、脳みそを変えたいって言ってた陽人の意思を汲んで、町子先生があげたのかもね。
何か変わるなら、クマが食べてしまう方法もあるかもって。

逆に分かったことが一つ。映画のポスターでキャベツに混じって自分も埋まってた。
どうして？と思ったら、あれは砂浜で埋まっていた小学生を見て自分も同じ事を畑でしたからだね。
そこに農薬をかけられて、町子先生に今の方がいいと言われて農薬をかけ続けたって事だなー。
好かれる為に農薬をかぶるってのが素直。両思いになりたくて電話をかけたり仕事が終わるまで待ってるっていうのは一途でいいと思った。そういう所に町子先生は惹かれたのかもね。

個人的なツッコミとして、ARATAの出所が分からないよ！エンドロールにARATAとあったから、どこに出てきたの？と思ったら、町子先生の元カレですか！
首ないから分からなかったよ（笑）声だけじゃ分からんって。

あと、農薬は使わせたら危ないよ。農協の職員も金に目がくらんだからって売ったらダメだよぉ。
映画だから、こういった演出だっていうのは分かる。
けど、自分で作れるほどの知能を持っている人には与えない方がいいよ。
家で農業してると恐ろしさが分かるから、農薬を作ったり浴びたりするシーンは怖かった。
死ぬ！死ぬって！って一人でハラハラしてた。我が家では鍵付き倉庫にしまってます。死んだらシャレにならんからね。

オール青森ロケで津軽弁。
やっぱり訛りって違うなー。岩手弁でも分からない言葉が出てくる。
まいねってダメってことかい？
ばあちゃんのことをあっちゃって呼んでるし。
テープの内容はおおまかだけど分かった。
けど、これが関西とか九州の方だったら、意味不明だろうなー。字幕スーパー欲しくなりそう。