載ってなかった…
久しぶりに本を読んだ。
- 作者: 伊坂幸太郎,斉藤和義
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/10/11
- メディア: 単行本
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二人の好きな音楽、本も載っていて、「人となり」が見えてくる。あまり見ない過去の話が面白かった。子供時代から結婚、今の仕事や考え。
伊坂さんが「伏線を置いた小説しか書けない」、斉藤さんが「自分で全部演奏したかった」と言っていたのには感心した。単純な物語しか考えられない自分から見れば、それしか書けないってサラリと流す姿勢はスゴイ。しかも午前と午後は違う物を考えていると言う。器用だなー。
同じように斉藤さんも器用だ。ギターだけじゃなくドラムやピアノも演奏できるなんてスゴイ。
それ以上にスゴイのは、二人とも「それが出来るんだよ!スゴイでしょ!褒めて!」って威張らない姿勢が素晴らしい。そういう謙虚な姿勢が好き。
愛用の道具も載っていて、自分の知らない職業道具を見るのは面白かった。小説を書くときにはパソコンだったり、使用ギターと曲の関係も分かる。
買って損はないけど、一つ勘違いしてた。この本に「ベリーベリーストロング〜アイネクライネ〜」の小説が載っていると思ったら、載ってなかった。あぁ勘違い。読んでいくうちに判明して、それは別の物でした。
個人的には、斉藤さんが伝染るんです。を好きと書いていたのが嬉しかった。それ、面白いよね。