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GWに北海道に行ってきた。
目的地は富良野。
北の国からロケ地巡り。
主人が好きで一緒に見ていたら好きになった。
一度は行ってみたかった場所。
にわか雨の寒い天気だったけど楽しかった。
まずは駅から。
布部駅。
物語の始まりはここから。
駅の中にノートがあって、全国各地から来ていた。
記念に私も書いてきた。
富良野駅。
ここも何度も映っていた。
駅前の店はほぼ変わってしまったけど、駅はほぼそのまま。
2002遺言に出てきた線路も見た。
感慨深い。
ロケ地は写真撮影OKだけど、ネット掲載は禁止だったので文字だけで。
写真はいっぱい撮ってきた。
ここで撮っていたのかと何度も思った。
拾ってきた家、意外と狭かった。
みずえさんが亡くなる前に家族で来た時、シンジュクさんが2階にいたっていうシーンがあった。
意外とその家は狭く、2階に誰がいるかすぐバレそうだった。
2番目の家も丸太小屋も。
広く見えるのはどうしてだろう。
3番目の家に行く前、雨が降ってきた。
そこ周りは笹だらけで、雨の音がうるさい。
地面に降る音ではなく、雨が笹に当たるパパパパという軽い音。
五郎さんもこの音聞いてたのかなあ。
寒い富良野でよく暮らしてたね、って位の隙間だらけの家だった。
5月でも隙間風が寒かったよ。
これなら冬はどうだったんだろ。
ロケ地でもらった地図を頼りに他も見た。
純と蛍が通った小学校も見た。
ここも意外と小さい。
草太兄ちゃんの農場も見た。
ここは廃墟になっていた。
家が曲がり、誰も手入れしていないのが分かった。
リアル北の国からの風景になっていた。
草太兄ちゃんが死んで、家族がいなくなってそのまま時間が経っているように見えた。
持ち主がいないと寂しく見えるなあ。
これを物悲しいというのかな。
正吉と杵次の家も見てみたかったんだけど、明確な看板もないので多分アレだろうという家も見た。
道路から遠く、山の谷間に建っていた。
個人的に大好きな杵次。
誤解されていたけど、孫も馬も富良野も愛していたんだと思うと最後が切ない。
馬との別れを五郎さんに伝えていたシーンで泣いてしまった。
役者の大友さんの最後も知ると更に切ない。
脱線するけど、豆のおじいさんも好き。
豆で財を成したけど富良野に立ち寄ったはいいけど、実はボケてた。
優しい顔して雪の中で豆をまくシーンは怖かった。
あの優しい顔が特に怖い。
人の変わりよう、周りの反応が本当にありそうで怖かった。
忘れられない。
ホテルは新富良野プリンスホテル。
久しぶりにいいホテルに泊まった。
ご飯も美味しい。
ホテルの中に写真展示があり、撮影中やオフショットもあった。
あると知らなかったので嬉しかった。
ホテルの隣にあるドラマ館でグッズ、ニングルテラスでろうそくを買った。
オレンジ色の電球がたくさん並ぶ。
夕焼けが沈んだ暗い自然の中にあるとほっとする。
クマが出そうで怖いから、少しでも柔らかい空気があると安心する。
森の時計でシチューを食べた。
そこで食べたきのこシチューがもの凄く美味しかった。
ちょっとしょっぱいけど、バターも利いてて。
また食べたいし、家でも食べたい。再現できるだろうか。
次は観光編。