tomato11032の日記

たまに書く日記です

映画を見た。

大停電の夜に


停電になり、電気が使えないという特別感が人に話をさせる。
その特別感がファンタジーみたいで、静かな物語。



12月24日に停電。
パニックを起こすことなく、淡々と昔話や自分の素性を打ち明ける。
出てくる人がそれぞれ二人組で話が流れると思ったら、実は繋がっていた。
けど、本郷奏多香椎由宇は二人で終わっていた。
ここで繋がっていたら、と思ったけど、頭が混乱するかな。
それともじっくり読み取れていなくて、実は繋がっていたかな。



冬の停電だから、暖房がつかなくてパニックになりそうな気がする。
それにろうそくを大量に一度につけたら、次はどうするんだ。
いつ復旧するか分からないぞ。
あああ、間に合うのか…。
と心配していたら、次の日には復旧していた。
雪が降って「あ、雪だ…」と言っていたけど、これも一大事ではないのか。
って現実的なことを考えていたら、話が進まないし、映画として楽しめない。



大量のろうそくってキレイだね。
曲がった路地にあるバーだけが明るくて、トヨエツのバーテンダーがすごく良かった。
ヘッドホンで聞いてたんだけど、声がいいねえ。
低くて。
ベース弾けて、タバコ吸う姿が様になってて。
かっこいいね。
田畑智子が惚れていたのも分かるよ。
ありゃあ惚れるよ。
ずっと見ていたいよね。



本郷奏多が「今中学生なんですけど」と言っていた。
中学生…今、アカギで演じているのが中学生。
今の顔と違う…やはり大人の顔になってるんだなぁ。
声も少し高くて、中学生っぽい。
そんな子がね、モデルの大人女性が隣にいたら、心揺れるよねえ。
そのときの照れ方かわいいわ。
衛星好きで、ちょっと中二病が入っている感じもいい。
中学生なら、あんな感じでいいのよね。



個人的には、原田知世にトヨエツを選ぶ人生も見てみたかった。
安定は望めないだろうけど、どうなっていたか見たかった。
店先まで行ったなら、中に入ると思ったんだけどなあ。
あと、左遷で仙台に飛ばされるって言ってたけど、仙台もいいとこなのにな。
東京にはない、いい街だと思うけど。
って左遷って自体がマイナスな事か。
会社に不倫がバレたんだろうね。


あと、一番最後にノートパソコンを出してサンタの現在地を見ていた。
4:3の画面懐かしかった。画面の粗さも。
昔ってあんな画面だったなあ。
2005年って、12年前だもんね。
そりゃあ年も感じるよ。