tomato11032の日記

たまに書く日記です


5月4日(土)、三沢の寺山修司記念館に行って来た。

天気予報とにらめっこしながら。

この日は午後から曇りの予報が出ていながら昼頃にポツポツと雨が降っていた。

このまま雨が降るんじゃないかと思いながら到着。

着くとリハしてたからビックリしたw普通に三上博史さんがいた。エミさんも。

ずっと好きだった俳優さんがそこにいた。

不意だった。




そこらにイスがあったんで座って見ていると、三上さんが「あの、これリハですから(笑)」と言っていた。

うおお、三上さんがこっちに向かって言っている…!

とアホみたいに嬉しくなった(((^-^)))




開演まで記念館の中を見た。

最近見つかったという作品を見た。

見やすい丸字だった。



机の引き出しを自分で開けて懐中電灯で見る、という展示をしていた。

暗いな、と思ったけど、これはこれで面白かった。

机の下に雲が浮かんで見えたり、引き出しを開けると音楽が流れるという細かい演出。

展示室天井の上にオブジェがあった。線路に指を持った人の構図、見たことあると思ったら寺山さんのだったんだ。

あまり読んでないから新鮮だった。

写真作品やら馬券もあった。

裸が写っていてもキレイだなって思った。

エロくなくて、キレイ。



慰霊碑のある外に出る扉があったので出てみた。

松がたくさんあった。

陸前高田の松原を思い出すなぁ。涼しいんだよね、夏。

そしてたらの芽を発見。

もう少し先だなー。トゲ痛そう。

松を抜けると沼が見えた。

晴れてたら景色違うのかな。

それにしても寒い。とにかく風が強い。

笹がすごい揺れてる。

その近くにあったアジサイ(枯れ)

なんだかキレイ。

慰霊碑の後ろから見る沼。桜が少し咲いてた。もう少しで満開かな。

松の下には松葉がたくさん落ちてた。ふかふかして歩きやすい。

1周5分くらい。

夏の暑い日に避暑に来るなら良さそうなとこ。




さて、この日の目玉に。

寺山修司没後30年 寺山修司記念館フェスティバル2013

これのこれ。

三上博史ライブ ロング・グッドバイ寺山修司に捧ぐ〜


5月4日は寺山の命日。

30年。




紹介を受けステージに出てきた三上さんは紫のパンツに黒いジャケット。白黒チェックの襟巻きにメガネ。

そんな三上さんの朗読は迫力があった。



詩の朗読に併せてエミさんのピアノ、歌を乗せていた。

朗読なんだけど舞台みたいだった。

すごい。

本を読んでないんだけど、読んでる感じ。

上手く言えなくてもどかしいw



途中、白いドレスを着た方が曲に併せてダンスもしていた。

記念館のある風景に合っていて素敵だった。



5月の歌っていうのが未発表で発見されて、最後に三上さんが歌っていた。

アンコールもあった。

20代に書いた曲って言ってた。

音楽センスある人ってすごいなぁ。



死について自分で考えている詩があった。

墓は立てなくていい。

あぁ、だから墓じゃなくて広場に記念碑があったのか。




自分の出演スケジュールを宣伝してた。

「今年は珍しく忙しい年で、今度WOWOW震える牛っていうドラマに出てます。ええと、いつだっけ。言おうと思って書いてたのに。あれ、あれ?(笑)」

と台本をペラペラめくっていた。

なんか可愛かった。

今月の25日にBS朝日に出るみたい。(これ→http://www.bs-asahi.co.jp/sekirekiso/

岩井監督と対談をするって言ってた。

見よう。




恥ずかしながら予習せずに行って「難しそう」と思ってたんだけど、そうじゃなかった。

分かりやすいのもあった。

作品読んでみよう。




三沢の基地が近くにあったから、たまに飛行機が飛んでいた。

音が普通の飛行機と違うなぁ。



隣の青森、なかなかロング・ドライブだった。

でも行って良かった。

いいライブでした。