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昨日、久しぶりに沿岸方面までドライブしてきた。
街を過ぎ山に入っていくと、目につくのは杉の大群。ここで深呼吸したら花粉症に火が点きそうだなーと車の中からガラス越しにニヤついてた。
でも、海がキレイで船もかっこよくて、そんな事を忘れて外に出たら、もう…。
鼻が痒い。カユイカユイ!鼻水べろべろ!かたっぽ詰まるし!
大変でした。
自分、花粉症っての忘れて杉がある海岸にも行ってたもんなー。アホですな。
そんな中、初めて釜石大観音へ行ってきた。
年末年始によくCMで見る、白いアレ。見たことはあっても行ったことがなかったから、どんなもんだろうと覗いてきた。
白い観音様の内部は螺旋階段になってて、そこを昇っていくと展望台に出た。釜石大観音は胸に魚を抱いてるんだけど、ちょうどその魚の上あたりに出た。
魚の上は眺めよかった。太平洋を拝めます。朝日を見るにはいい位置でした。
それまでずっと暗い階段を昇ってたもんだから、どの位の高さなのか予想つかなくて、展望台に出てみるとすごく高くてビックリした。それに風が強くて寒い。鼻水垂らしながらフェンスにしがみついてた。高所恐怖症じゃないけど、風が強くてびびっちゃった。手すりと網状のフェンスがあるから、落ちる心配はないよ。
近くにあった看板には海抜120mの高さにあります、と書いてあった。そりゃ高いよね。
そんなへっぴり腰状態のまま下を見下ろすと、海岸沿いにテトラポッドが一杯あってかわいかった。大きいアレが小さく見えて、デイリーポータルZで出てきた模型みたいだった。めんこいサイズ。
下に降りて、じっくり水平線を眺めた。太陽の光を反射する海を眺めるのも飽きないもんですな。
さて、ここからは勝手な感想。
しかし、釜石大観音、一人じゃ昇れない。
螺旋階段の途中にある七福神が飾られてる棚の内部が、昇ってきた目線から見えなくて、とても怖い。
最初見たとき、お化け屋敷を思い出した。
壁の向こうにぼんやりとした明かりがあるんだけど、もう一歩進まないと中が見えない。札みたいなの貼ってあるから、余計怖かった。しかも、その棚の後ろの壁には小さい観音様がたくさん並んでて…!!
驚かすつもりはないんだろうけど、私は怖かった。ビビリやすい性格は大変です。心臓バクバクいってたし。
そして、近くの土産物店街もちょっと怖かった。
日曜の夕方なのに、誰もいない。ほぼシャッター。道、間違えたかなぁ?と不安になるぐらいだった。こういう場面、何かの小説にありそう。
でもね、観音様からの眺めはよかったよ。お暇があれば、大人入場料500円を払って見に行って下さい。いい運動にもなるし。