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この前、仕事してるとき、頬に何か当たっている感じがした。
「この感触は髪だな」
髪が長いから「また髪でも頬に当たってんだろ〜」と
髪をよけようと頬を触るとその「感じ」は上に動いた。
上?!
髪が上移動するなんて、ありえない。
何だ!何が私の頬についているんだ!
上へ動く、その「感じ」を追いかける右手。
こちょこちょと小さく、すばしっこく動く、それ。
おい、何だよ!気持ちわりぃなぁ!
静かな会社で一人静かに暴れる右手。
早くなる鼓動。
ここでもない、もっと上か?いや右?違う、上!!
得体の知れない「感じ」を追いかけ、逃して3度目。
ようやく頬がすっきりした。
取れた!
一体何が付いてたんだ?
早くなった心臓を感じながら
怖くも正体を知りたくて捕まえた右手を広げると、そこには…
小さいクモがいました。
1mmぐらいの黒いヤツ。こんなの→.
くそ、コイツが私の頬に…。
時間にして5秒程の出来事。
あー、ビビッた。
その後、クモの葬式を心の中で執り行いました。チーン。
でも、何故私の頬にクモがいたんだろ?